6月2日、例年より少し早い梅雨の雨の中 コンパステーブルとストライプチェア 4脚を
納品させていただきました。
ご夫婦で2度デルビアンコに来店して下さり、コンパステーブルのデザイン、木目のはっきりした
板目、そして風合いのあるブラウンすべてを気に入って下さり注文して下さいました。
私自身もストライプチェアを自宅で使っているのですが、身長が150cmなので少し低くしたものを
使っています。かかとがしっかりつくと、より疲れにくくなるからです。
今回はご来店の際に座っていただき少し低くすることをご提案させていただきました。
椅子に合わせてコンパステーブルも低く。
ご自宅には濃い色の家具が多く、ブラウンのコンパステーブルが空間のアクセントとなりました。
お茶を頂きながらお話を伺うと、なんと旦那様は武蔵野美術大学を卒業されていて、
デルビアンコ制作スタッフの大先輩でした!あまりの嬉しさにさらに話がはずみました。
そして、お客様はなんと人間国宝である富本憲吉さんのお孫さんであることもわかり
昭和62年の『府中市郷土の森・博物館特別展 富本憲吉 白磁と模様』の冊子を頂きました。
ご自宅には富本憲吉さんの作品が沢山飾ってありました。
そしてもう一つ。 奥様が自宅一部を開放してボランティアで図書館をしているということで
そのお部屋も見せていただきました。
自分が小さい時に読んだことのある本や、自分の息子の大好きなトーマスなど驚くほどの数の
絵本や児童書が二階に並んでいました。そして私の息子にと私物の絵本を下さいました。
今までもそうですが、今日もなんて素敵なご夫婦に巡り合えてその生活の一部を永く共にする
家具を作らせていただけたという喜びでとても胸がいっぱいになりました。
9月からまたボランティア図書館を再開するそうなので、是非息子を連れておじゃましたいと
思います。
ありがとうございました。
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