ような『人が集まり、繋がるテーブル』を作りたいと依頼をうけました。
ドラマに出てくるダイニングテーブルは『耳付き』といい、木の外側をあえて残し
立木を想わせるものです。
こちらがドラマで使われていたダイニングテーブル。
耳付きで息子さんやお孫さんと大勢で使えるダイニングテーブルへ。
サイズはWが2m30cm Dが1m というとても大きいものにしたいとのこと。
耳付きも色んなものがあるのですが、共木(ともぎ)と言って同じ丸太から切出した
2枚の板をブックマッチという 本を開いたように剥ぎ合わせることをご提案しました。
条件を満たす材木を探し、ナラ、ウォールナット、チェリーの3樹種からお選び
頂いたのは アメリカンチェリー でした。
この木材の状態でW 2m80cm D 58cmもある まさに銘木でダイニングテーブルを
作らせていただくということに わくわくせずにはいられませんでした。
材木が大きいために手作業がとても多く、鉋掛けでは背筋ががちがちになりながらも
心をこめてお作りできました。自分たちでも溜息の出る美しい仕上がりです。
耳付きですがお孫さんが小さいので、角や外側は柔らかくとりました。
材に割れがあった部分は『ちぎり』をいれて。
納品をさせていただいた数日後に息子さんのご家族が仕事での海外より帰国される
とのことで、さっそくこのダイニングテーブルを囲んで沢山の大切な人が集まり繋がって
いくことがとても楽しみです。
ご注文を頂きありがとうございました。
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